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2010年11月 『ダウン症という知的障害児に恵まれて〜その2〜龍真に教えられたこと』
龍真の療育の為にいくつかの機関に行きました。そしてさまざまな障害を持ったお子様に巡り会いました。この巡り会いが私の心の中に存在していた、偏見「かってな思い込み」等を少しずつ確実に拭い取ってくれました。

どうしても健常者は障害者に対して「気の毒な・・・可哀そうに・・・など」勝手な思い違いを抱いてしまいますが、そのような偏見が、まったく間違いであると思うに至りました。それどころか実際にはこのお子様たちから無限の感動と、喜びをいただいているのです。そして私が生きていく力を頂いているのです。

龍真はダウン症児の中でも特に、異常なまでに頑固で意地っ張りでした。

500人に1人ぐらい?本当です。今でも、毎朝大変です。 そして音楽好きも異常なまでの執着で特にリズムをとることが大好きです。今でも常にウォークマンを離しません。トランポリンをしながらでもウォークマンを持っています。リズムに合わせて飛んでいるのです。しかし生まれたばかりのころは、ご飯を1人で食べることが出来るようになるのか。風邪をひくと眠っている間に息が止まるのではないか。高いところから落ちないか。不安な日々が続きました。 それが今ではトランポリンを飛び跳ねながらウォークマンを使いこなせるようになったりと、「成長したんだなあ」と感じます。

突然雨が降り出すと私たちは「いやだなあ、降ってきた・・・」龍真は私たちに「雨ふって、上がる。」と何度も強く言うのです。まるで心配しなくていいよ、いつか止むからねと言っているかの様に…。

車で坂道を上がると龍真は「ブーブーガンバレ、ブーブーガンバレ。」と車を応援するのです。

車でガタゴト道を走ると「ブーブー痛い、ブーブー痛い。」と、しかめっ面をして心配します。

「明日、好き。」    

「とうさん好き。」 など、突然に言います。

私たちが忘れてしまっている大切な心を持っているのです。

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