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- 2019年06月 『老いぼれた父の身体』
- 4月 父の大捜索の続き
救急車で病院に運ばれ頭部、顔面等の打撲、左手4針
すでに夜の11時30分
入院させてもらえたら安心なのですが満室だと言われました。
先生からふらふらの父を返されたのですがこのまま実家に送り返したとしてもトイレで転倒する可能性があるので我が家に連れ帰りました。
顔も体も泥と枯葉だらけなのでシャワーを浴びてもらうことに、服を脱がせると枯葉の出てくる事出てくる事。
随分と小さくなり、足が細くなり老いぼれた父の体に驚きました。
私が子供の頃はとても怖く頑丈だったのに、
足の爪はまるで木が生えているような具合でした。
父の全身を隅々まで綺麗に洗い流しました。
オムツを履かせた後、入れ歯を竹やぶに無くしたとの事なのでご飯を離乳食のように細かくして食べてもらいました。
その後父と息子(龍真)私と三人で川の字になって寝ました。
50年ぶりだろうか?
父は2時間おきにトイレに行きたいと私を起こしました。
大変な1日でしたが、何故か老いぼれた父の隣でほっこりとした嬉しさが私の心の中に湧き出てきました。
少しだけ孝行出来たような、、、
父は4月22日から新たな特養に行くことになりました。
おそらく、ずっと、
時々我が家に泊まってもらおうっと!
感謝感謝感謝