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2011年08月 『幸せと感じること。』
「1日に1回でも、幸せだなぁと感じることが出来ること」
私はこれが一番大切なことだと最近になって感じるようになりました。

食べることができ、屋根の下で寝ることができ、あたたかい布団で眠ることができ、そして愛する子供がいる…。

ふと考えてみると幸せにあふれているではありませんか。
問題は私自身がその幸せを幸せと感じることが出来るかどうかと言うことです。

各国の大統領、世界的資産家、大企業の経営者が必ず幸せとは限りません。
そのような地位だからこそ悩み苦しみも多いと思います。ちなみに、アメリカで高額の宝くじに当たった人の大半は不幸になっているという報告もあるくらいです。

幸せに基準はありませんが、私流は1日に1回でも心から「幸せやなあ」と感じることの出来る人こそ、幸せな人であると考えています。

たとえば私の場合、11歳の龍真(ダウン症と言う特徴を持った息子)が5年生になってやっと8時45分の分団登校に何とか間に合うようになって来ました。理由は龍真の妹の真蓮(小学1年生)が小学校に行くようになったからです。龍真と真蓮が登校する後ろ姿を見て、私は涙が出るほど「幸せだなあ」と感じているのです。

世界一幸せなのは、「私」だったのです。
世界一幸せなのは、「あなた」なのです。

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