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- 2013年02月 『素直に聞く』
- 1月6日に私の叔父が亡くなりました。
私が、息子に恵まれた時、ダウン症の障害が有る事を知った叔父は私の心境を心配してくれたのを思い出しました。
亡くなる3日前にお見舞いに行った時には、意識もしっかりしておられたので、連絡を頂いた時には思わず涙がこぼれ落ちました。命を恵まれた限りは何時か必ず死が訪れます。 理屈では理解しているのですが、とても辛いものです。
叔父が生きている間に、私の事を心配してくれた事を素直に「ありがとう」と伝えておけばよかったと悔やまれます。息子に恵まれた頃の私はまだ現実を受け入れたくない気持ちが有り人から何を言われても素直に聞けなかったのです。
今年私は48才になりますが、改めて、素直に人の話を聞ける様になりたいと思いました。
時間が経って意味が理解できる事も有ります。
叔父さん「ありがとう」