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- 2015年04月 『保護者の皆様へ〜お子様が嘘をつくことについて 』
- 自分の子供の頃を思い出すと色々と親に嘘をついた事を覚えています。
親が子供の頃の私に「怒らないから、本当の事を言いなさい。」などと言うので、悩んだあげく、勇気を出して、「盆栽の枝を折ったのは僕です。」と言いました。 すると決まって親は私に「なんで嘘をついた。嘘は泥棒の始まりだ。」などとさらに怒られたものです。
そして私は心の中で「怒らないからって言うたのに…今度から絶対に嘘をつき通してやるぞ!」と思ったことを覚えています。
こういう経験はありませんか?
お子様は嘘をつくことも有ります。瞬間的についてしまうことがあるものです。特に私の父はとても怖い親でしたので、怖さのあまり嘘をついてしまうのです。
その経験から私が親となり学ぶことが出来たのです。
嘘をつかせてしまう環境が悪いのだと。
どんな事でも本当の事を話せる環境が大切だと考えています。 又、お子様が嘘をついてしまっても、その後本当の事を言えた時に「偉いよ、本当の事を言えたね。」って褒めてあげたいと考えています。
これからお子様達が成長していき、様々な出来事が有り、深刻な状況になることもあるはずです。そのような時に保護者に何でも話してくれるような関係でありたいものです。
お子様のお陰で私達も成長させて頂けるのです。
お子様に感謝、感謝、感謝。